クライアントが「感じる」ことにフォーカスし始めるとセッションが深くなる。そして、沈黙も長くなる。
理由はシンプルだ。自分と向き合っているから。「感じる」ことによってのみ、真の自分に向き合うことができ、真の自分と繋がることが出来る。それが、自己認識力を高め、経営者としての器を広げることになる。
昨日、アートを使ったエグゼクティブ向けのワークショップ「EGAKUプログラム」で知られたホワイトシップで、GiFTとのコラボレーションの可能性についてのダイアログにご一緒させて頂いた。
https://whiteship.net/index.html
EGAKUプログラムで大切にしているのは、絵を通して自分と向き合うこと、だそうだ。自分と向き合うから、あり方に大きなシフトが起こる。驚くような変容が起こる。
当たり前のことかもしれないが、「感じる」と「考える」は違う。大人になると、ビジネスシーンを長く生きていると、感じることに蓋をする。EGAKUのワークショップでは、その影響は顕著に出てくるとのことだった。考えて描かれた絵に“自分”は表現されていない。分かりやすく言うと、考えて描くと、絵ではなく「図」になるそうだ。“感じて描かれる”ことによって、それは初めて「絵」になるということだろうか…。
いずれにしても、このEGAKUプログラムは、いま世界でも注目されつつある。思想が同じだから、という理由でGiFTにお声かけを頂けたことが嬉しい。
経営は、サイエンスでもあり、アートでもある。
考えてばかりいずに、感じよう。
もっと自由に本当の自分を表現しよう。
そして、心に筆を持って、ビジョンを“描こう”。