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五方よし(売り手・買い手・世間 + 子孫・地球)の経営へ

9月26日、日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)と東京ニュービジネス協議会(NBC)が主催する「グローバル人財フォーラム2019」にSDGsのミニ講演者、並びに最優秀賞に表彰された3名の経営者とのパネルディスカッションのファシリテーターとして登壇をさせて頂きました。
 
表彰され、パネラーとして登壇したのは、紙とプラスチックの代替素材として世界中の注目を集める「LIMEX」を開発した株式会社TBMの山﨑社長。「農業×フィンテック×コミュニティづくり」で発展途上国の小規模農家の生産性と生活の向上に大変革を起こしているAgriboddyの北浦社長。そして、少子高齢化と過疎化で移動手段が限られる地方と3.11の震災の経験から、水にも浮く省エネの超小型4人乗り電気自動車を開発した株式会社FOMMの鶴巻社長でした。

テーマは、「SDGs(国連が定めた2030年を達成年度とする持続可能な17の開発目標)をどのように経営に取り入れ、事業として成立させているのか」。

事前に用意した質問は5つでした。
①「あなたにとってSDGsとは何か?それをどう捉えているのか。自分なりに表現するとそれは何か」
②「SDGsをどのように経営に取り入れたのか。SDGsを業績・売上に繋げるとはどういうことか。そのポイントは何か」
③「“SDGsを取り入れた経営”で感じているジレンマ、モヤモヤは何か」
④「フォーラムのテーマである『すべての中小・ベンチャー企業が世界の市場で活躍する』ためのアドバイスがあるとしたら何か」
⑤「パネルディスカッションを振り返って、まとめの一言」

実は、どの方も会社を設立したのはSDGsが採択された2015年11月よりも前です。SDGsよりも前から今のビジネスに取り組んでいて、SDGsの流れは後からやってきました。個人的に興味があったのは、その点です。なぜ、社会課題に着目したのか。なぜ、その社会課題にビジネスで立ち向かおうとしたのか。ビジネスとして利益を上げる目途はどのぐらいのスパンで捉えていたのか、あるいは、そもそもビジネスとしての勝算は初めからあったのか。

一人一人のコメントに直球の“問い”をぶつけ、深堀りさせて頂きました。ファシリテーションというよりもコーチングだったかもしれません。

詳細はまた別の機会で追々触れたいと思っていますが、共通していたのは、身近な問題意識から始まっていること。生きざまと重なっていること。自分のやっていることは本当に意義のある事なんだと信じていること。この世界をこうしたいという夢・ビジョンがあること。だから、次から次へとやってくる難題を乗り越えて行けるし、信念とチャレンジがご縁を引き寄せ、いろいろな人を巻き込み、サポートを得ながら事業を実現していける。売上をつくり、経営をカタチにしている。社会貢献としてのSDGsではなく、ビジネスチャンスとしてのSDGsなんだ、そういう時代なんだ、ということでした。

会場に詰め掛けた約250名の経営者の方々も、必死でメモを取り続けていました。

「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」経営の時代から、更に「子孫よし」「地球よし」の二つを加えた「五方よし」の経営の時代へ。
 
その号砲を感じた一日でした。